先輩起業家や事業会社のCVC担当者を前に、ピッチを開催 「五反田バレーアクセラレーションプログラム 1期生&2期生交流会@株式会社学研ホールディングス」レポート

イベントレポート 2022.1.21

先輩起業家や事業会社のCVC担当者を前に、ピッチを開催 「五反田バレーアクセラレーションプログラム 1期生&2期生交流会@株式会社学研ホールディングス」レポート

開催日

2021年11月26日

会場

株式会社学研ホールディングス 共創スペース「ルミナス」

参加費

詳細

品川区が、スタートアップの集積地としての「五反田バレー」の認知度アップや地域活力の向上、区内産業全体の活性化を図るべく実施している「五反田バレーアクセラレーションプログラム」。現在、2022年3月まで約6ヵ月間のプログラムが進行中ですが、前回2020年度に参加していた1期生と、現在の2期生の有志が集まる交流会が2021年11月26日に行われました。その様子をお伝えします。

ピッチ&質疑応答で、事業化やローンチの成功に向けた議論が活発に

今回の会場は、五反田に本拠を構える株式会社学研ホールディングスが本社ビル2階に開設している、共創スペース「ルミナス」。2021年10月にリニューアルオープンして、スタートアップなどとの交流に活用。同社が推進するオープンイノベーションに役立てられています。そこにアクセラレーションプログラムの1期生2名、2期生4名が集合。ちなみに、1期生と2期生の交流は初めてのことです。また、五反田バレーの先輩起業家であるコグラフ株式会社の森善隆社長らも参加して、交流や議論が活発に行われました。

プログラムは、株式会社学研ホールディングス経営戦略室長の丸山洋さんによるキーノートでスタート。「想像の先を創造する~学研グループの概要」をテーマに、教育事業と医療福祉事業を営む学研グループが常に時代の問題解決に向けて挑んできた過程が述べられました。そして、教育福祉の進化をさらにドラスティックに進めていくため、2021年12月に創設された新会社「Gakken LEAP」を紹介。約36万人のGakken IDや、同グループの100万以上の会員プラットフォームも活用可能。またCVC活動により、Ed-Tech/Care-Tech領域を中心に幅広く投資を行っていくことが伝えられました。

株式会社学研ホールディングス経営戦略室長の丸山洋氏によるキーノート

そうして1期生・2期生によるピッチが始まります。1人3分で事業の概略と最新状況を発表し、質疑応答を受けていきました。1期生は3月のDEMODAYでのプレゼンテーション以降にブラッシュアップさせたビジネスの進捗も著しく、ハードウェアの生産管理における工夫点など、ものづくりに関する議論も。一方、2期生もある程度顧客やサービス提供体制ができており、ビジネスの実現性からもう一歩踏み込んだ、より成功に向けての質疑やアドバイスが行き交っていました。また、学研のCVC活動を推進する愛原さんからは発表者に丁寧にコメントをされており、市場可能性や共創イメージについて、丁々発止のやり取りが見られたりもしました。

プレゼンテーションの後、質疑応答が活発に行われました

株式会社GakkenLEAP CVC本部の愛原弘也氏

1時間あまりのピッチのあとは交流タイム。会場のあちらこちらで名刺交換や事業についての意見交換などが行われ、今後につながるよい時間が持たれました。また、今期のアクセラレーションプログラムでは引き続き、起業家の大先輩として憧れの、GROOVE Xの林要社長、セーフィーの佐渡島隆平社長、Zealsの清水正大社長などをお呼びして研修が予定されています。

参加者同士の交流タイム

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