品川区がスタートアップの急成長を支援「五反田バレーアクセラレーションプログラム Kick-Offイベント」

イベントレポート 2020.12.16

品川区がスタートアップの急成長を支援「五反田バレーアクセラレーションプログラム Kick-Offイベント」

開催日

2020年09月18日

会場

大崎ブライトコアホール

参加費

無料

詳細

“スタートアップの急成長に向けて”と副題がつけられている「五反田バレーアクセラレーションプログラム」。品川区が一般社団法人五反田バレー、Creww株式会社と共同実施するプログラムで、急成長を目指す起業間もないIT事業者やITスタートアップ企業などの起業予定者を対象として、2021年3月までの約7ヵ月間、事業手法・マインド醸成に寄与するセミナーや、事業計画に対する個別のアドバイス、五反田バレーの先輩起業家との交流会などを行い、それぞれの事業成長を支援するものです。

 

今回は、2020年9月18日に開催された、同プログラムのKick-Offイベントの様子を紹介します。

 

15歳から60代まで、ITのアイデアにあふれた起業家の卵が集結

Kick-Offイベント当日、会場の大崎ブライトホールには、応募のあった33事業者から書類・面接審査を経て選ばれた、21事業者が参加。プログラムを運営するCreww株式会社によるオリエンテーションや講師紹介、パートナー団体からのあいさつ等に次いで、受講者である21事業者から1人ずつが壇上に出て、約3分のあいさつと自己紹介、プログラムへの意気込みや抱負をスピーチしました。

プログラム実施の目的や説明

 

受講者のプロフィールは、15歳の高校生(エントリー当時)から60代のシニアまで年代も幅広く、本プログラムの存在を知って急ピッチで事業アイデアをまとめた起業家の卵もいれば、すでに製品・サービスを運用中で一層の機能追加や市場への認知を狙う段階の事業者も。事業内容としては、電話注文応対支援、Web上の誹謗中傷解析サービス、英語教育支援、夜道の防犯サービス、ルートセールスや商談支援、AI教師データ作成プラットフォームなどバラエティ豊か。また、脳科学的アプローチで症状緩和を目指すセラピー事業や、SNS疲れを解消する「時間と対象をあえて絞るSNS」という、新鮮な切り口も見られました。今回は公募期間が6月後半から7月後半と、Withコロナ時代を意識せざるを得ない時期でもあったため、ソーシャルディスタンスや新常態をスマートに生きぬく知恵が随所に表れてもいます。

最年少受講者、エントリー時は15歳の高校生だった(株)サウンドフィリック 小柳充輝さん

 

参加者のプレゼンからはプログラムに対する期待や事業に対する想いなどが伝わってきた

 

スピーチの中でも、参加者とのコミュニケーションを深め、刺激し合いたいという声が多く、その後の、少人数グループに分かれての名刺交換、懇親タイムもなごやかながら、今後の親交を期待させるものとなりました。

今後、この参加事業者は、品川産業支援交流施設SHIPのオープンラウンジ利用ほか、パートナー企業7社によるさまざまな技術サポートなどの提供を受けることができ、事業計画や法務・コンプライアンス、資金調達・マーケティング・広報活動などの研修や、個別メンタリング、先輩スタートアップとの交流会などが予定されています。


受講者に配布されたTシャツ

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